老人ホームのトイレ設備の故障

修理班

老人ホームでトイレの故障で使えない

本日は、老人介護施設からトイレが詰まってしまったとご相談をいただきます。
施設で起きるトラブルで多いのがトイレに異物を落としてしまった修理案件です。その中でも「オムツパットを流してしまった」というご相談が全体の8割前後となっています。

大人用オムツの詰まり

ラバーカップで介護職員が奮闘の後、詰まりが解消できなくお電話を下さるといった流れです。 ここで気をつけていただきたいことはオムツパットや異物をトイレに流してしまった時は絶対にラバーカップなどで押し込んではいけません(当社は、逆効果になるとご案内しています。)。もしも、圧力を加えて便器のトラップを超えて押し込んだ異物が排水管内で引っかかってしまったらどうなるでしょうか?
他の排水設備もダメージを受けて排水が詰まってしまう可能性もあります。そして管内で引っかかった異物を取り出すには簡単な作業では除去することができません。最悪、床や壁を捲ったり、地面を掘り返すなどの施工となり確実に費用と時間がかかることになります。
異物をトイレに流してしまった時の対処法としては、まずはトイレの水は絶対に流さないようにします。そして思い切って手を突っ込んでみることです。意外にも見えないだけで手元に物がある場合もあります。指先に触れるものがあれば引っ張り出してみてください。 次に有効的な物が真空ポンプで引っ張り出してみましょう。そもそも真空ポンプは押し込むものではなく引っ張り出すことがメインの道具です。 ゆっくりと便器内の水面にカップを押し付け、カップを密着させて中の空気を無くしたところで思いっきり引っ張り上げます。異物が顔を出せば手で引き揚げましょう。しかし確実に異物を取り出せれるというわけにもいきません。
作業方法を間違えると逆によけい奥に入り込んでしまうこともあるため相当慎重さが必要とされます。 また多くの人が使用するトイレのため何がトイレに詰まったのかわからない状況もあります。ただの排泄物であれば水道屋さんを呼ぶまでもなくラバーカップだけで対応できます。しかし異物が入っていればリスクを負わないためにもすぐに水道屋さんに修理依頼したいという判断の方もみえると思います。その場合にはトイレにぬるま湯を流してみてください。排泄物の場合、ぬるま湯を便器の排水口から流し込むことで便が柔らかくなり自然にトイレ詰まりが直っているケースもありますので試してみてください。
ですが介護施設等ではトイレは日に何人も何十回も多くの方が使用されます。そして多忙の職員さんが修理に時間を費やす事も難しい現実です。だからこそお抱えの水道業者がいれば多少の無理も聞いてくれます。また、当社では昼夜の修理対応を承っておりますのでトイレ詰まり等の修理が有ればお声がけ下さい。

よくある老人ホームの排水トラブル

老人ホームの排水トラブルとしては、以下のようなものが挙げられます。

●トイレの詰まり
高齢者の場合、排泄物が固くなりやすく、トイレの詰まりが発生することがあります。また、下痢や便秘によってもトイレが詰まることがあります。
●浴室の排水トラブル
浴室で髪の毛や石鹸カスが排水口に詰まることがあります。高齢者の場合、身体が不自由で浴室の掃除ができないことがあるため、定期的なメンテナンスが必要です。
●洗面所の排水トラブル
洗面所で歯磨きや洗顔の際に排水口に詰まった歯磨き粉や洗顔料が詰まることがあります。
●キッチンの排水トラブル
キッチンで食器洗いや調理の際に油や食べカスが排水口に詰まることがあります。また、高齢者の場合、油を流しすぎて排水管が詰まることもあります。

老人ホームでは、高齢者が多いため、排水トラブルが発生するリスクが高いといえます。定期的なメンテナンスや清掃が必要であり、トラブルが発生した際には早急な対応が必要です。

便器からモノを排水して詰まらせてしまう
便器からモノを排水して詰まらせてしまった場合は、以下のような方法を試すことができます。

1.トイレブラシを使って詰まりを解消する
トイレブラシを使って、排水口に詰まったものを優しくかき出してみます。しかし、トイレブラシを強く押し込むと、排水管を傷つけてしまう可能性があるため、注意が必要です。

2.お湯を注いで詰まりを溶かす
お湯を注いで、詰まりを溶かすこともできます。お湯を注ぐ際には、熱湯にならないように注意しましょう。また、お湯を注いだ後はしばらく時間を置いて、水を流してみます。

3.洗剤を使って詰まりを溶かす
洗剤を使って、詰まりを溶かすこともできます。ただし、排水管を傷つける可能性があるため、使用方法には注意が必要です。また、洗剤を使用する場合は、水を流した後にしっかりと洗い流してください。

4.ハンガーを使って詰まりを解消する
ハンガーを使って、排水口に詰まったものをかき出すこともできます。ただし、ハンガーを使用する際には、排水管を傷つけないように注意が必要です。

以上の方法を試しても、詰まりが解消されない場合は、水道業者に相談することをおすすめします。

老人ホームなどのよく起きてしまう水トラブル
老人ホームや高齢者施設では、水トラブルが比較的頻繁に発生することがあります。高齢者の方々は、水回りの利用やトイレの使用に制約がある場合もあり、それが水トラブルの原因となることがあります。以下に、よく起きる水トラブルとそれに対する対策をいくつかご紹介します。
トイレの詰まり:
高齢者の方々が使用するトイレでは、異物や適切でない量のトイレットペーパーなどが原因で詰まることがあります。トイレの詰まりを防ぐためには、適切な量のトイレットペーパーの使用を促したり、排水口に流すことのできる便器クリーナーを使用したりすることが重要です。また、詰まりが発生した場合には、迅速に専門業者に連絡し、適切な措置を取るようにしましょう。
洗濯機や給湯器の故障:
洗濯機や給湯器などの設備は、頻繁に使用されるため、故障する可能性があります。定期的なメンテナンスや点検を行い、異常な挙動や漏水などの早期発見に努めましょう。また、故障時には専門業者に修理を依頼し、迅速な対応を行うことが重要です。
蛇口の水漏れ:
蛇口からの水漏れは、水の浪費や床への浸水などの問題を引き起こすことがあります。蛇口のゴムパッキンやワッシャーが摩耗している場合や、取り付けが緩んでいる場合には、修理や交換が必要です。定期的な点検とメンテナンスを行い、水漏れの早期発見と対処を心掛けましょう。
配管の凍結:
冬季になると配管の凍結が起こることがあります。凍結によって配管が破裂すると、大量の水漏れが発生する恐れがあります。凍結を防ぐためには、絶縁材で配管を覆ったり、寒冷地においては保温対策を行ったりすることが重要です。また、凍結が発生した場合には、専門業者に連絡し、迅速な対応を求めましょう。

これらは一般的な水トラブルの例ですが、老人ホームや高齢者施設では、定期的なメンテナンスや点検、住民やスタッフへの水回りの正しい利用方法の啓蒙などが重要です。必要に応じて、専門家やプロの水道業者に相談し、適切なアドバイスや対策を受けることもおすすめです。

総合手順案内
水廻りや水栓から昼夜問わず予期しないときに水漏れが発生したりトイレの排水詰まりなどの水トラブルが起きてしまうことがあります。そんな時に水道修理に迅速解決に対応できるよう日々努めています。水道設備や水トラブルに関連する電話相談にも地域限定で継続実施しています。昨今のコロナ渦の影響で人員削減を余儀なくしないといけない状況下で十分な対応ができるかわかりませんが誠心誠意スタッフ一同頑張って運営しています。また、水道修理から水道工事まで幅広くご要望に応じています。もしもの際に水道業者をお探しでしたらお気軽にお電話下さい。ご要請にも随時お応えしてます。