浴室が詰まる原因
浴室の詰まりの原因を大きく区別して「髪の毛」・「蓄積された汚れ」・「異物」の3つに分別することができます。浴室の排水が流れなくなってしまって詰まってしまうのかをご紹介しておきます。●髪の毛:
浴室で排水が流れなくなる原因の最も多いのが髪の毛です。髪の毛の短い方しかいないご家庭ではリスクは低減されますがロングヘアの方は特に注意が必要となってきます。詰まらせない予防として排水口のヘアキャッチャーに溜まった髪の毛は毎回取り除きましょう。一度や二度放置してそのまま流したくらいでは詰まりませんが、浴室を使う度に髪の毛を取り除くという習慣をつけることで詰まりの予防をしてリスクを低減しましょ。
●異物:
浴室の中にヘアピンやヘアゴムを持ち込んでいないでしょうか。こういった小さい固形物が、ついうっかり排水口に流れてしまうことがあります。また、小さいお子様がいるご家庭ですと玩具なども同様のリスクがあります。
水に溶けない固形物が排水口から流れて行ってしまうと排水管にひっかり残存し、汚れが付着し隙間を塞いでしまい詰まるだけでなく逆流のリスクも高まるのです。固形物が排水口に流れてしまった場合には、できるだけ速やかに取り出しましょう。奥に行ってしまった場合はなるべく早く水道修理業者に連絡し手取り出しもらうようにしましょう。
●蓄積された汚れ:
浴室は、1日の汚れを洗い流す箇所です。体に付着したホコリやゴミ、体を洗った時に発生する皮脂や石鹸カスなどは、排水口の髪の毛と絡まって排水経路上で詰まりの原因となってしまいます。ヘアオイルやトリートメントなども髪の毛と絡まって詰まりを悪化させてしまう傾向に含まれますので気をつけましょう。
浴室の排水口の水はけを改善する
浴室の排水口の水はけを改善するためには、以下のような方法があります。●ヘアキャッチャーを取り付ける
湯船やシャワーの排水口にヘアキャッチャーを取り付けることで髪の毛や石鹸カスなどの異物をキャッチし詰まりを防ぐことができます。
●排水口を掃除する
定期的に排水口の掃除をすることで、髪の毛や石鹸カスを取り除き、水はけを改善することができます。市販の排水口クリーナーを使用すると効果的です。
●排水溝の交換
排水口が古くなっている場合や、詰まりが頻発する場合は、排水口を交換することを検討してください。新しい排水口は、水の流れをスムーズにするデザインになっていることが多いです。
●通気口を確認する
排水溝には通気口が設けられていることがあります。通気口が詰まっていると、水が流れにくくなります。通気口を確認して、詰まりがないか定期的に確認してください。
プロに依頼する:詰まりがひどい場合や、自分で対処できない場合は、水道業者に依頼することをおすすめします。詰まりを早期に解消することで深刻なトラブルを防止することができます。
賃貸マンションのユニットバスが詰まった時の費用負担
賃貸マンションのユニットバスが詰まった場合の費用負担は、契約内容や管理会社の方針によって異なる場合があります。一般的には以下のようなケースが考えられます。
●貸主負担
一般的な水まわりのトラブルに対しては、賃貸契約に基づき、貸主が修理費用を負担することが多いです。詰まりの原因が一時的なものや通常の使用に起因する場合、貸主が修理業者を手配し、修理費用を負担することがあります。
●借主負担
一部の場合、詰まりが借主の不適切な使用や過失によるものである場合は、修理費用が借主の負担となることがあります。具体的には、異物を排水口に流したり適切なメンテナンスを怠った場合などが該当します。
ただし、各物件や契約条件によって異なるため、詳細な費用負担については賃貸契約書や管理会社との連絡を通じて確認することが重要です。また、トラブルが発生した場合は、速やかに管理会社や貸主に報告し修理対応の指示を仰ぐことが適切です。