用語目次:逃げ水

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逃げ水
「逃げ水」は、水道や排水などの分野で使用される用語で、通常、設備や管路から漏れ出た水のことを指します。逃げ水が発生すると、それを検知し修理・対応することが必要で以下に逃げ水に関連する概念とその対策について説明します。

●逃げ水の発生要因
・配管の老朽化: 古い水道管や排水管は時間の経過とともに劣化し亀裂や穴が生じやすくなります。
・接合部の不良: 配管や設備の接合部が不良だったり施工不良があると逃げ水の原因となります。
・圧力変動: 水道システム内での急激な圧力変動やサージが管や設備を損傷させ逃げ水を引き起こすことがあります。
・地盤変動: 地震や地盤沈下などが管路や設備に影響を与え逃げ水の原因となることがあります。
・冷暖房サイクル: 冷暖房などによる水の温度変化が配管の収縮・膨張を引き起こし、逃げ水が発生することがあります。
●逃げ水の検知方法
・水漏れ検知システム: 地下や配管の内部にセンサーを設置し水漏れが検知されるとアラームが作動するシステムがあります。
・水道メーターの監視: 定期的に水道メーターの値を確認し予想外の水の使用量がないかを確認することで逃げ水を検知することができます。
・視覚的な検査: 壁や床などに湿気や水滴が見られる場合、それが逃げ水の兆候となります。また、水圧の低下も逃げ水のサインとなります。
・専門の検査業者の利用: 専門の水道業者や検査業者による設備の点検や検査を行い逃げ水の原因を特定することができます。
●逃げ水の対策と修理
・設備や管路の点検: 定期的な点検やメンテナンスを行い設備や管路の異常を早期に発見し修理することが大切です。
・予防的な補強: 地震や地盤変動が予想される地域では、設備や管路に耐震補強を施すことが逃げ水を防ぐ一環となります。
・高品質な材料の使用: 新規の設備や配管工事においては、高品質で耐久性のある材料を使用することが逃げ水の発生を減少させます。
・水漏れ検知システムの導入: 特に大規模な施設や地下の設備では、水漏れ検知システムを導入することで早期に逃げ水を検知し対策を講じることが可能です。

逃げ水の発生は設備や管路の劣化、外部要因などさまざまな要因によるものです。早期に検知し、適切な対策や修理を行うことで水道設備の安定性や効率性を維持することができます。また、地域の水資源の節約や環境への影響軽減にも寄与します。


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